冬の白川バードウォッチング(河口編)
野鳥を通して自然を見つめよう
(熊本市西区小島公園・白川河口~熊本港付近)
白川を中心とした川岸には、たくさんの野鳥が暮らしています。また秋の終わりから春にかけての冬の時期は、ロシアや中国東北部の何千kmも離れた「北の国」から冬越しをしに、たくさんの渡り鳥たち(冬鳥)たちがやってきます。
特に、白川河口から熊本港沿岸には、白川とともに北がわの坪井川・南がわの緑川が運んできた砂や泥で広大な干潟が広がっています。
そして、その干潟にはたくさんの生物が暮らしています。その生物たちを「えさ」として、たくさんの野鳥たちが暮らしています。冬は、渡り鳥たちで、ひときわにぎやかになります。冬が終わり、春になると冬鳥たちは北の国へ帰っていきます。そして春になると冬鳥たちは北の国へ帰っていきます。。
では、どんな野鳥に出会えるのでしょうか。
出会うことができる代表的な野鳥をしょうかいします。どんな名前の野鳥が、どのような生活をしているのでしょうね。さぐってみましょう。
下の写真を『クリック』⇒して、野鳥の情報をみてください。
【記号の見方】
(冬)…冬鳥。秋から冬と春の始めにかけて出会うことができる野鳥。北の国から白川河口や熊本港付近にやってきて冬越しをする野鳥。
(留)…留鳥。一年中出会うことができる野鳥。渡りをしないで、同じ地域で暮らす野鳥。
ここに掲載した他にもたくさんの野鳥に出会うことができます。順次紹介していきます。(2024年3月31日)
マガモ(冬)
オナガガモ(冬)
ヒドリガモ(冬)
コガモ(冬)
クロツラヘラサギ(冬)
オオバン(冬)
ミサゴ(留)
トビ(トンビ)(留)
ダイサギ(留)
コサギ(留)
アオサギ(留)
カイツブリ(留)
ツグミ(冬)
ジョウビタキビ(冬)
ハクセキレイ(冬)
セグロセキレイ(留)目をこらしてみてみよう。双眼鏡や望遠鏡を使って、のぞいてみよう。
耳をすまして、鳴き声を聴いてみよう。
そこにはたくさんの野鳥が暮らしています。
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モズは動物食です。
木の枝にさされたカエルやトカゲは、かれらの仕業です。干潟には、たくさんの生き物がくらしているんだ。
一つ一つの生き物が、食べ物などでつながっていて、どの生き物もなくてはならない存在なんだ。
わたしたちの目には見えない生き物たちもたーくさんいて、みんなつながっているんだよ。
ホオジロ(留)の鳴き声は
すてきです。
※見やすくするために写真をトリミングしたりズームアップしています。
写真での野鳥の大きさは不正確です。
紹介の中に大きさを入れていますので、それらを参考にしてください。
※野鳥の「科名」は、日本野鳥の会熊本県支部発行の「くまもとの野鳥 写真図鑑 (2009年9月30日発行)」に準じました。
【参考文献】
2008 安部直哉著 山渓名前図鑑 野鳥の名前 株式会社山と渓谷社
2019 安部直哉・叶内拓哉著 野鳥の名前 名前の由来と語源 株式会社山と渓谷社
1995 国松俊英著 名前といわれ日本の野鳥図鑑①野山の鳥 ②水辺の鳥 偕成社
2008 高野伸二著 フィールドガイド日本の野鳥拡大蔵書版(増補改訂拡大蔵書版第1刷) ㈶日本野鳥の会
2009 樋口広芳監修 くまもとの野鳥 写真図鑑 日本野鳥の会熊本県支部
1999 真木広造監修 野鳥 日本で見られる287種判別のポイント (株)長岡書店